中医学では、血液の巡りの悪い状態を『瘀血』といいます。最近話題の『ゴースト血管』も瘀血の状態の1つです。ゴースト血管とは、血液が流れなくなり毛細血管が消えてしまう状態のことです。
瘀血の状態になると、新陳代謝が低下して内蔵や脳の働きが悪くなって、さまざまな不調を引き起こします。毛細血管の周囲にある細胞に酸素や栄養が不足したり、不要物や毒素を除去することができないため細胞が死んでしまい、美容や健康に問題が出てきたりします。
例えばゴースト血管で皮膚に栄養が行かないとしわ(細かいちりめんジワ)やシミができてしまったりします。
認知症・骨粗しょう症・メタボリック症候群のリスクも高まります。狭心症や脳梗塞などの重い循環器疾患をもたらす危険性もあります。
中医学では血流を良くし、毛細血管に流れを呼び戻す(瘀血を改善する)療法を『活血化瘀』といいます。
めぐる漢方薬局では『活血化瘀』でお客様にお出ししているのは『冠元顆粒』という漢方薬です。
丹参・紅花・川芎・芍薬といった血液の流れをよくする4つの生薬と、木香・香附子といった気の流れをよくする2つの生薬が配合されています。その6種類の生薬が頭痛・頭重・肩こり・めまい・動悸などの瘀血を要因とする疾患の改善を目的とした生薬製剤です。
めぐる漢方薬局では、瘀血状態を舌の観察をしたり、マイクロスコープで毛細血管を観察して記録を録ったりしています。
『冠元顆粒』を一定期間しっかり飲まれたお客様は、舌の状態やマイクロスコープで観察した毛細血管がとても良い状態になられます。
特に毛細血管がねじれたり、消えてしまっていたり、形が良くなかったものが、キレイに真っ直ぐ伸びてきて、形が整って揃ってきます。
もちろんお客様の訴えられていた不調(頭痛・肩こり・めまい・生理痛・のぼせ・ほてりなど)も改善してきます。
養血(体の栄養となる血をたっぷり補う)・活血(体の隅々まで血をめぐらせる)・補腎(生殖力を司る腎の機能を高める)をしませんか?