梅雨と大雨が明けたと思ったら突然!大変な酷暑の日が続いています。
暑い時はクーラーの効いた部屋で冷たい食べ物や飲み物をたくさん摂ってしまいがちです。
冷えの影響をもっとも受けるのは『
胃・脾』です。特に冷たい飲み物は胃の温度を一気に下げてしまい、元の温度に戻るまでに数時間かかるといわれます。その間、消化活動はほとんど休止状態になってしまいます。そのため消化不良・食欲不振・下痢・嘔吐などの症状が表れるのです。
食べられないと疲れやすくなったり、だるさが抜けなかったり、朝起きられなかったりします。いわゆる『
夏バテ』の症状です。『
熱中症』は『
夏バテ』とは違います。
熱中症は高温と多湿の環境下で引き起こされる体の不調のことです。室内でも起きるケースが多く、年々増加傾向にあります。単なる
夏バテと勘違いして対応が遅れないように注意が必要です。めまいや立ちくらみがしたり、足がつったり、汗が止まらなくなるようなときは、熱中症の始まりと考えられるので、すぐに水分と塩分を補給します。
中医学では夏バテには3つのタイプがあるとされます。1つ目は『
気虚』タイプ。暑さによる気の消耗が大きな原因で、元気がない・食欲減退・だるいなどが主な症状です。
2つ目は『
陰虚』タイプ。汗などで体内の水分を大量に失うために脱水症状に近い状態を起こします。ミネラル分が大量に失われ、疲労感やだるさ・イライラ感が主に症状として表れます。
3つ目は『
湿邪』タイプ。冷たい食べ物や飲み物の摂りすぎで胃腸が冷えて、消化能力が落ちます。消化不良や腹痛・下痢などの症状を起こします。
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