漢方薬局を利用するのはどんな時かよくわからない、という方は非常に多いと思います。私も漢方を勉強するまでは漢方薬局はどんな人が、どんな時に利用するのかほとんど知りませんでした(笑)
漢方専門薬局は『薬剤師がお客様にお渡しする漢方薬を選ぶ』機会が多い事が特徴です。お客様の症状のお悩みを解決するために改善のお手伝いをできる場所だと考えております。それならドラッグストアなどとあまり変わらないのでは?と思われる方もいらっしゃると思いますが、漢方専門薬局とは扱っている漢方薬の種類や薬の販売方法も違います。薬を扱う店舗には薬局と薬店があります。『薬店』は登録販売者が管理者になって開業することも可能で、一般用医薬品(第二類・第三類のみ)を販売することができます(薬店でも店舗に薬剤師がいれば第一類医薬品も販売可能)。
『薬局』は薬剤師が常駐し、薬を調剤する調剤室の併設義務があり、医師の処方箋に基づいて調剤する『医療用医薬品』と『一般用医薬品』のいずれも取り扱いが可能です。ちなみに漢方の『煎じ薬』は薬局製剤許可が必要になるため、調剤が可能な『薬局』でないとお客様に提供できません。商品を箱から出して小分けで販売することも『薬局』でないとできません。
漢方薬のほとんどが第二類医薬品なので、薬局でも薬店でも漢方薬を取り扱うことが可能ですが、このように販売できる漢方薬や扱える漢方薬の違いがあります。
さらに漢方専門薬局では漢方に関する深い知識を持つ薬剤師がお客様のお悩みやお話を時間をかけてお聞きいたします。お悩みやお話からオーダーメイドで薬をお出しできるので、お悩みや症状に効きやすいのです。
漢方は幅広い症状やお悩み、病気の予防(未病先防)に対応できます。ご相談ください。