めぐるコラム

『漢方』の大嘘 ~週刊S潮の記事を読んで②~

週刊S潮の特集記事『「漢方」の大嘘』の第2弾が出たので読みました。
第1弾と内容はそれほど変わりはなく、製薬会社Tが医療保険で漢方を普及させるためにあの手この手を使ったか、という内容と、製薬会社Tの漢方薬で重大な副作用事案があるのに隠されているか、悪意のある書き方がされていました。内容をしっかり読み込めば理解できますが、新聞の見出し記事のみや、内容の斜め読みでは正しく理解されにくいと思いました。
『漢方』の大嘘の記事が掲載されたS潮が発売されてしばらくは何もなかったのですが、1週間程経ったあたりからお客様に『あの記事知ってます?』『内容(副作用情報)は本当ですか?』『ここの漢方薬は大丈夫なの?』などと聞かれることが急に増えました。
S潮を買ってキチンと読まれてる方も新聞の見出しのみを見た方も、やはり皆さん『「漢方」の大嘘』の見出しが1番頭の中に残るようで、漢方薬ひとくくりで心配されています。
もちろん、めぐる漢方薬局でお出しする漢方薬にも副作用はありますし、ちゃんとご説明もしています。
記事にあるような体質や身長体重・証を考えないで漢方薬をお出ししている製薬会社Tの漢方薬と保険適用の在り方が問題、ということは、なかなかわかりづらい事のようです。
漢方薬がすべてうさん臭いと思わせるような記事は、はっきり迷惑です。
なかなか理解が難しい漢方ですが、めぐる漢方薬局ではキチンとご説明していきたいと思います