めぐるコラム

古傷が痛む ~低気圧の日は大変~

9月に入っても暑い暑い日が続いています。
気象予報士の人もお手上げの迷走台風でさまざまな影響がありました。新幹線の計画運休や施設の時短営業などで広い範囲で混乱が生じていました。
地震や台風の備えを意識される人が増えたことも【令和の米不足】と言われる現象を加速させた一因と言われています。
コロナ禍の時のマスク不足といい、ネットの誤情報などから【〇〇不足】などの混乱が起きやすくなっているように感じます。冷静に対処していきたいものですが、非常時の心理をうまく突いてくるから、こういう現象が起きるのでしょうね。

台風など低気圧になると、気圧の低下をキャッチして交感神経の働きが活発になり、血管の収縮が起こります。すると古傷やまわりの痛覚神経が高ぶって痛みが生じます
同時に内耳の反応によってリンパ液に『波』が起き、身体を動かしたかのような間違った情報が脳に送られ、さらに交感神経を刺激してしまいます。
ヒスタミンという物質は気圧の変化、特に低気圧の日に多く分泌されることがわかっています。
このヒスタミンの増加が【まだ完全に治りきっていなかった昔痛めた傷】で炎症反応を起こすためにいわゆる『古傷の痛み』がでるのだと考えられています。

めぐる漢方薬局では、急性な痛みや慢性の痛み・古傷の痛みも対応しております。
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