めぐるコラム

細かい不調あれこれ ~症状を改善する中医学・漢方~

梅雨と言われながらほとんど雨も降らないまま、ものすごい酷暑の毎日が続いています。
息苦しいような暑さと汗の吹き出しで、頭痛やめまい・だるさを感じる方がとても多くいらっしゃいます。
春先からずっと『気温差』で不調の方が続いていました。気温差不調が終わる間もなく今度は湿気と酷暑でさらに不調、となってしまう方もいらっしゃいます。
どのように気を付けるのが正解かもわからないほどの暑い日が続きそうですが、なんとか工夫して大きく体調を崩さないようにしたいですね。

病院などで相談するほどではなくても、ずっと気になっている不調、というものがある方は多いです。
朝起きられない・ふらつきやすい・だるさが取れない・暑いのに手足は冷える・生理がひどい・生理中鎮痛剤を服用しないとしんどい・抜け毛が気になる・片頭痛・肌が乾燥またはジュクジュクする・不妊・
脚がむくむ・不安で息苦しい・氷を食べずにはいられない・季節でのないのに花粉症症状・太ってきた...などお悩みはさまざまです。
『なんでこうなるのかわからない』状態では、改善方法があるのかすらわかりません
そうなるには意外な原因が隠れていて、改善方法の通りにするとみるみる症状が改善していくことも多いのです。
例えば最近ちょっと話題になっている『氷を食べずにいられない・氷を常にがりがりとかじりたい』症状ですが、これは『氷食症』というものです。鉄欠乏症からくるとされます。今のように暑くなくてもかき氷を食べたい・飲み物には必ず氷を入れてしまう、なども鉄欠乏のサインの場合があります。
この症状は鉄分補給ではやく抑まります。食事から摂ることができればベストですが、症状をはやく抑めるには鉄剤や鉄分のサプリメントを摂取することです。加えてバランスの良い食事の摂取や生活習慣の改善が必要です。
ここまでは割と普通の改善方法ですが、めぐる漢方薬局では【食事やミネラル剤を摂取したらちゃんと消化吸収できる胃腸か】なども見極めます。どんなに良い食事・サプリメント・漢方薬を口から入れても胃腸の働きが低下・悪いと吸収できずに体外に排出されてしまいます
そこで消化吸収できる胃腸に戻す漢方薬を飲んでいただいたりを生活習慣や食養生と共にしてもらいます。
この一連の流れはほとんどの症状で当てはまります。
めんどくさいし時間もかかると思われますが、実は改善の近道なのです。
漢方と生活習慣の改善と食養生で体がととのうと、ミネラル剤などの吸収もよくなります
すると、よく眠れる・爪や肌がキレイになる・髪の悩みが減る・風邪などひきにくくなる・生理の不調が減る・精神的に安定する・疲れにくくなるなど、良いことがたくさん実感できるようになります。
その実感をできるように、めぐる漢方薬局ではお客様にお話させていただいています。
『なんでなかなかこの症状が良くならないのかわからない』
『一生懸命にいいことやっているのに良くならない』
などお悩みの方も、実は努力の方向が違っていたりすることが多いものです。
めぐる漢方薬局にご相談ください。