2月でまだ寒いはずなのに、4月のような陽気の日が続いたり、そうかと思ったら翌日には2月らしい寒さに戻ったりと忙しい気候が続いています。
この寒暖差で『ギックリ腰』『アレルギー症状』『原因不明の疲れ』『風邪の症状』を訴える人がとても増えているようです。
こういう時はちょっとした事で持病が悪化したり、体調を崩す事が多いので注意が必要です。
『コロナやインフルエンザに罹りました』という方もお客様にも多くいらっしゃいますし、話にも聞きます。
気を付けないといけない事が多いですね。
最近よく話題になっているのが【糖尿病治療薬を使ったダイエット】です。
『GLP‐1受動体作動薬』という糖尿病の方に処方するお薬をダイエット目的で飲んで『食欲が抑えられる!瘦せられる!』と騒がれています。
『GLP‐1受動体作動薬』とは、もともと私達の体にあるホルモンで、血糖値を下げる働きがあります。
『GLP‐1受動体作動薬』は、体の外からこのGLP‐1を補うお薬です。
普通体型の女性(仮に身長160㎝・体重57㎏・BMI値22・血糖値はそこまで高くない)がGLP‐1を服用すると、低血糖発作を起こしかねません。
低血糖は脳の認知機能への障害や意識の喪失・けいれん発作や低血糖昏睡に陥ってしまい、最悪命の危険もあります。食欲が低下することで精神的にまいってしまうケースもあります。
肥満治療薬の中には3ヵ月以上飲み続けると、うつ症状が出るものもあります。
GLP‐1を服用すると、最初の1ヵ月くらいで確かに体重は落ちますが、クスリを止めるとすぐにリバウンドしてしまい、悪循環に陥ります。
ネットなどの不確かな情報でダイエット目的で使用することがブームになっていますが、それによってGLP‐1が不足して本当にこの薬の目的で必要とする人が手に入りづらくなるという問題も起きています。
1つ言えることは【これだけ食べていたら瘦せる】【これさえ飲めば瘦せる】というもの・事はありません。
めぐるの漢方のダイエットも原因や体質を見極めてお薬を決めて、服用していただきながら食事・生活習慣・運動・睡眠などもしっかり気を付けて改善していただくようにお話しさせていただいています。
健康情報やダイエット情報は本当にたくさんあります。
ネットなどで情報を取り入れる時は『誰が』発信しているか、見極める必要があります。
漢方ダイエットをご希望の方は、めぐる漢方薬局にご相談ください。