12月に入っても気温差の大きい、暖かい日中と冷え込む朝晩の日々が続いています。
東洋医学で、四季の移ろいとともに身体も変化すると考えます。中でも夏の暑さと冬の寒さは気温差が激しい分、身体への負担が大きくなります。ですから最近のような気候は短時間で寒さと暑さがやってくるので通常より身体の負担はさらに大きいと考えられます。
最近は咽頭結膜炎(プール熱)が全国規模で流行しているようです。
咽頭結膜炎は発熱・頭痛・咽頭炎(のどの痛み・腫れ)・結膜炎(目の充血)などの症状を呈するアデノウイルス感染症です。
夏に流行することが知られていましたが、近年は冬にも流行がみられるようになっています。5歳以下の子供に多くみられますが、最近は大人でも発症が増えているようですので注意が必要です。
発熱・頭痛・のどの腫れ・目の充血などは『温病』でみられる特徴です。
めぐる漢方薬局でも感染症や咳・たん・のどの痛みなどでお困りとのご相談の方が増えています。
咳止め薬(西洋薬)はインフルエンザの流行などで供給不足が深刻な状況です。
それに加えて市販の咳止め薬を買い占めて大量に摂取する人のために転売する人もいるようで、更に咳止め薬不足が深刻なようです。
幸いめぐる漢方薬局では咳止め・たん・のどの痛みに有効の漢方薬は色々と揃っています。
最近の風邪の傾向は『のど』から症状があらわれることが多いようです。のどが痛いから始まるのです。
めぐる漢方薬局では、のどが痛くなる前、なった瞬間に使うと症状が進行しない、治まる商品があります。
【板藍根】の成分が入ったもので、お茶・飴・細粒エキス剤です。
外出後帰宅時・のどに少しでも違和感を感じた時・人混み・人の多い場所で長時間過ごさなければいけない時などで使い、威力を発揮するものです。
状況にあわせて使い分けるのですが、一般的には飴は外出中・うがいなどできない状況で風邪っぽい人がそばで咳などした時などになめます。
お茶はうがいができる状況であればいつでも使います。まずは白湯などでうがいをして、口腔内とのどの雑菌類を洗い流します。その後【板藍茶】をぬるま湯に溶かしたものでうがいのようにのどでゴロゴロして、そのまま飲み込みます。あまりなじみのないやり方ですが、これが良いのです。
細粒エキス剤は飴とお茶の使い方ができます。
キャラメル味でおいしい(と思う)ので、飴のように水なしでもサッと口にいれて溶けるのを待っていても嫌な感じではありません(と思います)。
板藍茶のように白湯うがい後にぬるま湯に溶かして使っても、そのまま飲んでも大丈夫です。
処置が間に合わず、どうしても喉から風邪をひいてしまって咳やたん・その他症状でお困りになってしまった時も、方法をご提案できます。
めぐる漢方薬局にご相談ください。