風邪・病気の備え　～早めに対策～

昼間は猛暑日も多くまだまだ暑いですが、早朝は涼しいと思える日が増えてきました。
これからは『秋バテに注意』などと(テレビのニュース番組などで)言われてくると思います。
秋は、夏の間に消耗した『気』を補い冬に備えて体力を養い、身体を調節する季節です。
『なんとなくだるい』『疲れが取れない』『食欲が出ない』『毎朝スッキリ起きられない』などの症状がそろそろ出てきたら、それは秋バテかもしれません。そんな時は風邪もひきやすくなっているので、食生活や生活習慣の見直しなどをして『大きな病気』などにつながらないようにしたいですね。

中医学・漢方的にはかぜの主な原因は『風邪(ふうじゃ)』という邪気がからだに入るためと考えます。風邪は病気の外因となる６つの邪気【風・寒・暑・湿・燥・火】の中のひとつで寒や湿など他の邪気を伴い、からだに侵入してくると考えます。
よく動く流動的な性質で時間とともに症状が変化するのが特徴です。口や鼻などの呼吸器から侵入し、寒気・発熱・のどの痛み・鼻水・咳・頭痛といった症状を引き起こします。
ひと口に風邪といってもその症状はさまざまです。
①風邪の初期【寒のかぜ】
⦿ゾクゾクっとする悪寒や頭痛
⦿関節の痛みや肩こり
⦿透明な鼻水が出る
②熱の風邪【のどが赤く腫れて痛む】
⦿いきなり高熱が出る
⦿のどの腫れや痛みがある
⦿黄色く粘りのある鼻水や咳
③湿の風邪【胃腸に症状が現れる】
⦿胃のむかつきや吐き気
⦿下痢
⦿食欲がなくなる
④燥の風邪【咳が長引く】
⦿咳が強く出る
⦿咳がからむ
⦿胸に息苦しさを感じる

などのタイプに分けられます。
①の【風邪の初期】には速攻で対処したらひどくならずに治まることが多いです。
そういう時のためのお守り的な薬も扱っております。
感染しない・感染したかも？という時には
①手洗い・うがい　②室内換気　③室内の加湿　④水分の摂取　⑤栄養バランスのとれた食事　⑥十分な睡眠　⑦室内の温度・湿度を快適に整える
ということは新型コロナウイルス流行時に言われ続けたので、新しい内容ではありませんが、やはり有効なのでおススメします。
からだの【免疫力】【防御力】を高めたり、さまざまな風邪症状・風邪の予防や初期症状に対応した漢方薬を取り揃えております。
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