最近は『暦の上では...』という季節の変わり目の説明がされても全く『そうなんだ』と感じられない気象が続いています。暦の上では立秋過ぎているとはいえ9月10月も高温予想がされているので、秋口に起きやすいトラブルのことを考えるのはまだまだ先のようです。
とはいえ、早朝から大合唱だった蝉も、朝は鳴かなくなりました(昼間はまだ鳴いています)。
夕方からの虫の音はまだ先のようです。
セミが耳元で鳴いているような『ジージー』という耳鳴りは低音域。
金属音のような『キーンキーン』という耳鳴りは高音域です。このような耳鳴りでお困りの方に良い漢方薬があります。めぐる漢方薬局でもご相談の方が多く、お喜びいただいてます。
耳鳴り・聴力低下は老化(腎虚)によるもののほか、夜型の生活でいつも睡眠が不足している方や、ストレスが多く神経をすり減らすような生活をしている若い方にも現れるものです。
耳の聴こえが悪いなどの症状は早めに病院で診てもらった方が良いことがあります。
病院では治らないと言われた耳鳴りや聴力低下には漢方が有効なことが多いので、ご相談をいただく事が増えているのだと思います。
『ダイエット』のご相談は季節を問わず、お受けする相談の中でも特に多い内容です。
めぐる漢方薬局でお受けするダイエットは【これ以上の体重増加は体に負担がかかる】【ここ最近急激に体重が増加から元に戻したい】【少し体重を減らして体を楽にしたい】
などの目的が多いです。
美容目的の方も多くいらっしゃいますが、いわゆるシンデレラ体重(いわゆる美容体重よりもさらに瘦せた状態の、細いモデルのような体型を目指す体重)にしたい方はお受けしていません。かなりの無理をしないといけませんし、なにより健康的ではなくなるので漢方の目的から外れてしまうのです。
漢方ダイエットというと漢方薬を飲んでいたら瘦せたり、体重増加しないと思っている方も少なくないのですが、さすがにそれは難しいことです。
ダイエットしたい方の食生活の見直し・無理のない範囲での運動をしていただいた上での漢方薬です。
『なんだ、普通のダイエットと変わりないじゃない』と思われるでしょう。はい、そうです。漢方薬で特別に早く瘦せるわけではなく、楽に瘦せる魔法でもありません。
余分な脂肪や水分を排出・血の巡りを良くして老廃物を排出・気を巡らせてストレスをへらし、イライラ時のドカ食いを抑える・などダイエットしたい方の症状に合わせた漢方薬を服用することで瘦せたり、瘦せやすい身体にもっていきます。
瘦せる手助けにはとても有効ですし、体調も良くなった、とおっしゃる方が多いです。
そしてお客様の多くは、ダイエットのために【運動】はできても【食事制限】がうまくできない、と言われます。
特にいわれるのは
①そんなに食べてないのに減らない(増えた)。
②食事は減らせても間食してしまう。
③外食や頂き物があると、どうしても食べてしまう。
④家族などの残り物があると、もったいなくて食べてしまう。
などです。
特に問題なのが①です。『そんなに食べていない』の感覚は人それぞれ。ダイエットを始めた方の『今までより食べていない』量がどの位の量であるか、なのです。
年齢を重ねれば重ねるほど基礎代謝量が減るので『今までより食べる量を減らした』からといって簡単に体重が減るものでもなく、また『今まで食べていた量』がかなり多かった場合、少し減らしてもようやく『普通の量』であることも少なくありません。
②の場合はとにかく家の中に間食の物がない状態にすることでしょう。
③も②と同様、とにかく気持ちひとつです。
④...『もったいない』と思う気持ちは大切なので否定もできないのですが、今はダイエットという目標があるので、食べずに無駄にならないようにしていただきたいです。
めぐる漢方薬局でダイエットで来られる方は美容目的の方も多いので、私も『食べないで』と言うのは気が進みません(病気ではないので)。ダイエットしたい方が目標のために頑張ることは応援します。ご自身で納得のできる着地点に着地していただけたらと思います。
めぐる漢方薬局にご相談ください。