めぐるコラム

口内炎など粘膜の傷・お肌のコラーゲンを守る ~お口とお肌のトラブルにも~

まだまだ昼間は過ごしやすい日が多いのであまり実感はありませんが11月7日~8日は立冬です。
1年のサイクルを1日に例えると、春が朝方・夏は真昼・秋は夕方・冬は真夜中の時刻に相当します。立冬は夕方を過ぎてそろそろ眠る支度をする頃になります。
免疫力を高めるには、夜中のゴールデンタイムに良い睡眠を取って身体をメンテナンスすることが必要とされます。
立冬は、良い睡眠のための準備期間といえます。
1日の寒暖差が最も大きいといわれる季節でもあるので、洋服や寝具を整えて温度の調節をして、体調を崩さないように気をつけましょう。まだまだコロナは油断できませんし、インフルエンザなど季節性の風邪もこれからです。
コロナに罹って後遺症で咳が止まらないお悩みの方もちらほら薬局に来られます。
空気も乾燥してきて、何もなくてものどがイガイガしたり咳が出る方も多いです。

口内炎など粘膜の傷や乾燥肌のお悩みの方も増えてきています。口内炎の原因には、ウイルス・細菌・栄養不足・ストレス・免疫力の低下などがあります。
体調が悪い・多忙でストレス・バランスの崩れた食生活などが続いて免疫力が低下している時にはしばしば口の中をかんだり、歯がほほに当たったりして傷がつきますその傷口から口内炎を引き起こすウイルスや細菌が入り込み、暴れだします。ウイルスや細菌によって傷つけられた傷口はどんどん腫れあがって水疱となり、ついには破れて粘膜に穴があき、口内炎となります。
口内炎は、穴があいている部分の内側から新しい粘膜(新しいタンパク質)が作られて盛り上がり、傷が修復されて穴がふさがれると良くなります。ですから口内炎を早く良くするにはタンパク質をどんどんつくって、傷を早く修復することです。
くすんだお肌も同様に、いつまでも古くなった細胞が肌にとどまることでみずみすしさを失っています。新しくみずみずしいコラーゲンや細胞が次々とお肌の奥からあらわれると、古いコラーゲンや細胞はすみやかに取り除かれ、ハリのある美しい肌に変わります
粘膜やコラーゲンなどのタンパク質をつくるためには、亜鉛などのミネラルやビタミンB2・B6などの栄養素が必要です。これらの栄養素が足りないと、粘膜(タンパク質)がスムーズに作られないので、口内炎になりやすくなったり、お肌が乾燥・くすみやすくなります。
めぐる漢方薬局では良質な亜鉛(ミネラル)の摂取などで口内炎やお肌のお悩みに対応・改善しています。ご相談ください。