今年の春から今までは暑い日・寒い日が交互にきて、体調不良を訴える方がとても増えているそうですし、お客様からもそういうお声を聞きます。いわゆる気象病ですね。
関東地方は梅雨入りして肌寒い日が続いているようで、どうなっているのかと心配になる事ばかりです。
昨日は天気も良く、2年ぶりに趣味の山登りを再開しました!
さしあたり練習からと、低山に道具を背負って登りましたが...疲れました...。
毎日ストレッチして、週2回はジムで鍛え、ウオーキングもして備えていたつもりですが、やはり本物の山で使う筋肉とは違うようで、あちこち痛くなってしまいました(笑)。
下山して、お湯を沸かしてカップラーメンを作り、おにぎりと食べて、コーヒーも淹れて飲んだらとても美味しかったです! 天気の良い外での飲食は何でも美味しくしますね。
とても満足して帰ったのですが、普段めったに食べないカップラーメンがとても塩辛かったのか、喉が渇いて渇いて舌も化学調味料を食べた後特有の痺れのようなものがいつまでも残っています。普段はそれほど考えないのですが『野菜が食べたい!』と思い、夕食は『大根のスティックサラダ』『トマトサラダ』『茹で枝豆』『そうめん』『唐揚げ』を作ってもらいました。
こういう時に食べる『旬の夏野菜』はとても美味しく、身体に染み渡るようでした。
いつの間にか喉の渇きと舌の痺れも無くなっていました。
やはり『旬の食材』は薬に勝るとも劣らない効果を発揮するものだと実感しました。
梅雨のこの時期に多くみられる症状に『めまい・耳鳴り・聴力低下』があります。
耳鳴りやめまいは、余分な水分が滞る『水滞』によって生じます。
水分代謝をコントロールする腎の衰えが原因と考えます。加齢や疲労・ストレスなどで腎の働きが衰えると、気が不足したりめぐりが悪くなって耳鳴りや聴力の低下をはじめ、足腰の衰えや白髪などさまざまな老化現象が起こります。
耳は特に腎との関係が深いため、腎の異常はまず耳から現れるのです。
もう一つ、耳鳴りの原因として考えられるのは、体内で生じた熱の上昇です。耳の中で鐘をたたくような音が聞こえる場合、高血圧や発熱・激しい怒りなどで生じた熱が上昇して耳鳴りが起こるとされます。
腎の働きを補う食べ物は、黒ごま・黒豆・昆布・海苔・黒きくらげなど『黒い食品』がまず挙げられます。中でも黒豆は腎の働きを活発化して余分な水分を排泄する効果に優れているとされます。黒豆というとお正月のおせち料理で食べるくらいのイメージの方が多いかと思いますが、梅雨に入るこれからの時期に積極的に取り入れても良いかと思います。
色々お試ししても耳鳴り・めまい・聴力低下でお困りの方は、めぐる漢方薬局にご相談ください。