三寒四温かと思っていたら真夏日のような日が続いて、身体のだるさを訴える方が多くみられます。体調を崩しやすい気候が続くので、本当に気を付けなければいけないと感じます。
ついこの前まで冬っぽい服装をしていたのに、突然半袖になるような気候でエアコンを冷房で使い始めた方も多いかと思います。
4月10日は『エアコン点検の日』だそうです。
これから暑くなるのでそれに先立ってエアコンの冷房機能が正常に運転するのかを確認する日、なんだそうです。
確かに本格的に暑くなって『さあエアコン(冷房)だ!』と点けたらうまく運転しない・壊れていた、となって買いに走ったり修理をお願いしても遅い(数日間暑いのを我慢しなくてはならない)ので、まだそれほどエアコン(冷房)を必要しないうちにしっかり試運転して無事を確認しておきましょう、という注意喚起の日なんだそうです。
実際は試運転というよりしっかり必要で冷房運転をした感じになってしまいましたね(笑)。
暑くなるとアトピー性皮膚炎など『皮膚のかゆみ』がひどくなった方が増えます。
痒くて痒くて夜も眠れない、という方は昼間の活動にひびくことも多くお悩みが深いところです。
痒みのお悩みの方が漢方を始めると『痒みを止める』ことが少し弱く感じる方もいらっしゃいます。そういう時は西洋薬と併用していただき、なんとか痒みを抑えて通常の生活ができるようにします。
落ち着いてくるので、徐々に西洋薬の使用を減らしながら漢方で体の中から良くなる方向に持っていきます。
そうなるまでに『やっぱり漢方は効かない』『良くなるまで遅すぎて待てない』と漢方薬をやめてしまう方も多く見られます。
そこを少しの我慢と努力で乗り切られると、一気に改善に向かう方も多くいらっしゃいます。
『あと少し』のところでやめてしまってもったいないと思う方は皮膚のお悩みの方だけでなく、ダイエット・不妊・精神的ストレスなどほとんどのお悩み相談に通じます。
こう書くと『漢方が全て解決するのか』と誤解されそうですが、この場合は『漢方でなんとか治したい・よい方向に持っていきたい』との考えからめぐる漢方薬局にご相談に来られた方のお話です。漢方で治したり解決、となるとやはり避けて通れないのが『体質改善』です。体質改善は病気や不調の原因となった『今までの生活の歴史』が長ければ、それと同じ時間、もしくは最低でも3ヶ月は『改善のための生活と漢方薬』を行っていただきたいのです。
こちらを信じて、生活習慣の改善と漢方薬を続けてくださった方はやはり改善に向かったり、想像以上の良い結果をご報告してくださいます。
漢方は『地道に続ける』というとても『地味』な毎日の繰り返しが多いので、なかなか続けることが大変ですが、改善への近道と思ってがんばっていただけたら、と思います。
めぐる漢方薬局にご相談ください。