この地方では早くに梅雨が始まって長く続く予報となっていたので湿気を心配していたのですが(前回のコラム参照)、雨の日があまりなく、晴れて気温が高い真夏日のような日が続いています。関東地方も梅雨入りがないのに晴れて猛暑日のような日が多いようです。
猛暑日の始めに『暑すぎて涼を求めてかき氷で水分補給する人』『建築現場など外で働く人で、飲んでも飲んでも水分補給が追いつかないと訴える人』『外出中で赤ちゃん・小さいお子さん連れのお母さん(赤ちゃんがベビーカーで暑そうにしていたり、小さいお子さんが公園の噴水などで水遊びをしていたり)』などのニュース映像が流れるのはもう定番ですね(笑)。
マスクでの息苦しさもひどくなってきましたが、まだまだマスク生活は続きます。
上記のような状況で、早くから熱中症が心配になってきました。
2020年はコロナ禍でのマスク着用・外出自粛(熱暑順化不足)等の影響で、8月の熱中症の緊急搬送者数は前年比1.3倍に増加しています。熱暑順化とは、暑さに慣れることで少しの熱でも血管拡張や発汗等の身体反応が起きやすくなることです。
熱中症の予防目的としての対策として
①お茶・水などの水分補給
②スポーツドリンクなどの水分補給
③塩飴などの対応
などが一般的となっています。
実はあまり知られていませんが、熱中症の予防目的として使われる漢方薬があるのです。
『飲む点滴薬』といわれ、人参・麦門冬・五味子と3つの生薬が主成分となっていて、元気と潤いをすばやく身体に補給してくれます。
⦿ゴルフなど炎天下で多量の発汗をするのスポーツ等のお供に
⦿疲れやすい方の滋養強壮に
⦿風邪を引きやすいなど虚弱体質の方に
⦿病中病後の身体の回復の助けに
上記のような状況でよく使われ、お喜びいただいております。
熱中症対策としては、500mlのペットボトルのスポーツドリンクや水などに一袋溶かしていただき、半日から1日かけて少しづつお飲みいただく方法をおススメしています。
毎年この時期に大量にお買い求めされる方もいらっしゃる、ファンの多い漢方薬です。
今年の熱中症対策などでいかがですか?
めぐる漢方薬局にご相談ください。