ここ10日くらいでまた新型コロナウイルスの新規感染者の数がかなり増えました。
寒気や空気の乾燥・人々の気の緩みなどが第一に指摘されていますが、やはりGoToキャンペーンの影響は小さくはないと思います。
マスクのこまめな着脱をしながらの会食や、新しい生活様式のこれまで以上の徹底などを推奨されていますが
個人でできることは限界があると思います。
とはいえ、できることはやっていかなければなりませんね。
なぜ一生懸命マスクをして生活しているかといえば、病原菌やウイルスを口から出したり入れたりすることを少しでも防ぐためです。
からだの第一防御システムである口の中の免疫を担っているのは『唾液』です。唾液にはリゾチームなどの抗菌物質が含まれ、病原菌を殺菌したり、粘性のタンパク質が菌を取り込んで撃退してくれます。
ですから口の中は、つねに唾液でうるおっていることが健康のかなめと考えます。
最近は子どもも大人も唾液が少ない人が増えているといわれます。噛むことの少ない食事や、やわらかい食べ物を好む人が増えているのも一因とされます。
唾液はあごをしっかり動かして噛むことで、唾液腺が刺激されて分泌されます。意識して噛む工夫をしたいですね。
唾液の多いお口になれば、免疫がよく働いて病気にかかりにくいからだをつくることができるとされます。
また唾液は消化の一助となっているので、胃腸の働きも助けてくれます。
強いからだを手に入れるためにも『口の中の潤い』を気にかけてみませんか?
漢方薬でもお手伝いできることがあります。めぐる漢方薬局にご相談ください。