まだまだ酷暑が続きます。毎日毎日冷たい食べ物や飲み物が欲しくなり、摂りすぎてしまう日々も続きます。暑くなると私は食欲が落ちて食事量は減り、水分をたくさん摂ってしまいます。
どんなに暑くても『食欲が落ちる・食べられなくなるという事がない』という方は割と多いようです。
そういう方は年中食べ過ぎるてしまう傾向にあるので『ダイエットしたいのにうまくいかない』方が多いようです。中医学では、肥満の対策には自分の体質を知ることが大切だと考えます。
【血液ドロドロタイプ(瘀血)】
◎見た目より体重がある
◎30代から太りだした
◎肩こり・頭痛・腰痛がある
◎目の下にクマがある。シミが多い・唇の色が暗い
◎月経痛がきつい・経血にレバー状の塊が混ざる
【ストレス食いタイプ(気滞)】
◎お腹を中心に全体的に太っている
◎ストレスを強く感じることが多い
◎胃やおなかが張り、ゲップやガスが多い
◎月経前にイライラして、つい食べてしまう
◎月経不順・月経前に下腹部や胸が張る
【虚弱タイプ(気血不足)】
◎食べる量を少なくしても太る
◎冷えやすい
◎疲れやすく、風邪を引きやすい
◎下半身が太っている
◎経血量が少ない・月経が遅れがち
【むくみタイプ(痰湿)】
◎むくみがあり、水太りしている
◎軟便・下痢をしやすい
◎からだが重く、だるい
◎悪夢を見る。一日中眠気が取れない
◎水っぽいおりものの量が多い
上記のような体質タイプで考えて、ダイエットの方法も変えていきます。
【むくみタイプ(痰湿)】は気血の巡りが滞るとともに、水の巡りも滞り、太ってしまうタイプです。
新陳代謝が悪く、からだの余分な水分や脂肪が溜まりやすくなっている状態(痰湿)です。胃腸の働きが弱い、あるいは胃腸に負担のかかる食生活によって消化・吸収・排泄が上手くいかないことが主な原因とされます。むくみで下半身が重だるく、脂性肌でニキビや吹き出物が出やすく、痰も多い。めまいや吐き気を感じることもあります。
食生活の見直しも大切で、味の濃いもの・生もの・冷たい食べ物や飲み物の摂取は控えます。お酒やたばこも減らします。運動や入浴で汗をかくことも大切です。
上記の対策をした上で、もっと効果を早くしっかり感じたい方は、体質に合う漢方薬を服用されることをおススメいたします。めぐる漢方薬局にご相談ください。