秋から冬には空気が乾燥して肌の潤いも失われがちになりますね。年々乾燥肌がひどくなると感じている人も少なくないと思います。衣替えや暖房器具を準備する『冬支度』に、乾燥肌対策も加えてみませんか?
漢方では『皮膚は内蔵の鏡』と言われ、肌のトラブルは身体の不調が関係していると考えます。
乾燥肌の主な原因は、体内の潤い不足、とりわけ『肺』の乾燥には注意が必要です。
肌は水分代謝をコントロールし、皮膚に潤いを届ける働きがあります。肺は乾燥に弱いため、空気が乾く秋冬は機能が低下しがちになります。そのため肌に十分な潤いが行き届かず、カサカサ肌を招いてしまいます。
潤い肌を保つには、肌の表面の保湿ケアがとても大切ですが、併せて『体内からの保湿力』アップが大切です。体内の潤いを養うとされる食材を積極的に取り入れて、肺を乾燥から守ること!
辛いもの・糖分・カフェインの摂り過ぎは乾燥肌の悪化につながるので気を付けましょう。
【肌の潤いを養うとされる食材】
◎白きくらげ はちみつ キウイフルーツ ぶどう オレンジ 梨 りんご レモン タピオカ
今年の最も流行ったものの1つ、タピオカにも肌の潤いを養う効果が期待できるとは驚きですね。
タピオカミルクティーをはじめとするタピオカ入りドリンクは、ほとんどの方は『アイス』で飲まれていると思います。中医学・漢方的には温かいドリンクで飲んでもらいたいものです。タピオカのトッピングドリンクは『ホット』では無理ですが、お店によってはぬるめの『ミドル』(?)で注文できるそうです。
また、上記の食材にはちみつシロップをかけて『白きくらげとタピオカのフルーツポンチ』のデザートとして食せば『肌の潤い最強デザート』の出来上がりです。なるべく冷やし過ぎずに食べてほしいものですが…(笑)
上記のような食養生もとても大切ですが、漢方では更に美肌・潤い肌へ導く生薬や漢方薬がたくさんあります。早く潤い肌を手に入れたい方は、めぐる漢方薬局にご相談ください。